2年ぶり2回目のRubyKaigi参加でした。
2年前の松本の RubyKaigi に参加した時、自分はまだエンジニアとして働いていなくて今回がエンジニアとして働き始めて初めての参加となりました。
前回のブログに
分かることを聞くのではなく、分からないことだらけなんだな~という気持ちを受け止める前提で参加しました。
と書いていて、2年経った今回もこの前提はあまり変わらずです。 今回新たな発見だったのは「分からないことだらけ」の濃い3日間を過ごしたことで、この2年の間に自分の思考が凝り固まってきていたのに気がついたことでした。
あれこれ考えすぎず、もっと自由に好きなように Ruby もプログラミングも楽しんだらいいんだなと初心に帰った感じ。
聞いた発表
会期中は発表を聞くことをメインに、休憩時間に本屋さんを見にいったり Rubyist 同士で雑談したりしながら過ごしていました。
Day 1
- Ruby Taught Me About Encoding Under the Hood
- Compatible Using Automata Learning
- Continuation is to be continued
- Empowering Developers with HTML-Aware ERB Tooling
- Ruby's Line Breaks
- State of Namespace
- dRuby on Browsere Again!
- TRICK 2025: Episode 1
Day 2
- Performance Bugs and Low-level Ruby Observability APIs
- Benchmark and profile every single change
- RuboCop:Modularity and AST Insights
- Speeding up Class#new
- The Omplementations of Advanced LR Parser Algorithm
- Lightning Talks
Day 3
- Ruby Comitters and the World
- Running ruby.wasm on Pure Ruby Wasm Runtime
- Eliminating Unnecessary Implicit Allocations
- Toward Ractor local GC
- Poring PicoRuby to Another Microcontroller:ESP32
- On-the-fly Suggestions of Rewriting Method Deprecations
- Matz Keynote
購入した本
会期全体をふりかえって
RubyKaigi に参加して、コンピューターサイエンス寄りの基本的な内容をちゃんと勉強しておきたい気持ちが強くなりました。
2月に基本情報を受けたので、次は応用情報の合格を目指しつつ勉強に取り組もうと思っています。
また、普段東京では会えない Ruby コミュニティの方達と再会できたこと、しんめ.rb でランチ会を開催して初めてオフラインで色々話すことが出来たのがすごく嬉しかったです。
最近、自分が主催しているしんめ.rb以外の地域Rubyのイベントにあまり行けていなかったので、今年はまた色々参加していきたいなとも思いました。
RubyKaigi 2025 が終わってしまって寂しい気持ちもありつつ、来年に向けて1年間やっていくぞ!!の気持ちをもらうことができました。
RubyKaigi 2025 のオーガナイザーとスタッフの皆さん、ありがとうございました! また、会期中交流していただいた Rubyist の皆さんもありがとうございました!