関西Ruby会議08に参加した

6月28日(土)に京都で開催された関西Ruby会議08に参加してきました。

2年前の大阪Ruby会議03に参加して以来の関西圏でのカンファレンス参加でした。 開催後1週間が経っていますが、今振り返っても参加できてよかったな〜と温かい気持ちになる素敵な場でした!

発表の感想

「富岳」と研究者をRubyでつなぐ:シミュレーション管理ツールOACIS

スライドは公開されてなさそう? 研究機関の場で Ruby が活用されている事例でとても興味深い発表でした。

「1ヶ月でWebサービスを作る会」で出会った rails new、そして今に至る rails new

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個人開発でローンチするまでの流れを実体験をもとに丁寧に紹介されていて、自分もやるぞ!と背中を押してくれる発表でした。 サービスを個人で運用するにはサーバー代など費用が発生する訳で、その辺りについても工夫された点など言及されていて個人開発のリアルが詰まっていました。

ふだんのWEB技術スタックだけでアート作品を作ってみる

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個々のアナログ時計の集合がゆっくり時間をかけてデジタル時計としての表現に変わる様子がとても素敵な作品でした。 また、Vue.js 版、Rails版、Wasm版と技術構成を変えてトライされていた点について、全く分野は違うのですが私も自作ブログを技術構成を変えて複数作ったりしているため、同じものでも構成が違うと考える点が変わるんだよな〜とか聞きながら一人で共感していました。

発表後にソースコードを見たいです!とお声がけをしたところ、その日のうちに公開してくださったため速攻スターをつけました! 実装を参考にさせていただきつつ、自分もRailsでクリエイティブコーディングをやってみたくなっています。

分散オブジェクトで遊ぼう!〜dRubyで作るマルチプレイヤー迷路ゲーム〜

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dRuby は RubyKaigi で興味を持ちつつ自分自身ではまだ触れられていない技術だったため、実際に迷路ゲームを開発した体験談を聞くことができ、どういうことができて難しい部分は何だったのかを具体的に知ることができました。 ゲーム全体のアーキテクチャなども丁寧に解説されていて分かりやすかったです!

Rubyで世界を作ってみる話

こちらもスライドは公開されてなさそう? 予想ができない発表内容で聞いていてとても面白かったです。 また、スライドに散りばめられた松田さんのコードが切れ味が良くてかっこよかった。

Regional.rb and the Kyoto City

これは現地で聞くことができてとてもよかったと思えたセッションでした。

私自身、コミュニティをやっていて共感する部分がたくさんあったのと、ここでの話を聞いたことでしんめ.rbの取り組み方をちょっと見直してみようと迷っていたところから一歩踏み出す勇気をもらえました。

まとめ

今回、関西Ruby会議08に参加して一つ気がついたことがあって、私は「何を」作るかよりも「どう」作るかに今はすごく興味があるんだなということを自覚しました。 それもあって、自作ブログを技術構成を変えて作り続けたりできてるんだろうなと実感して一人納得していました。 ただ、発表を通して作りたいものを実現していく楽しさも思い出すことができ、「何をどう」作るかという部分を大切にしながら、今後も個人開発を楽しんでいきたいなと思いました。

運営・発表者の皆様、素敵なカンファレンスの場をありがとうございました! 来年の滋賀も参加するぞ〜!