しんめ.rb は今年の3月で初開催から、1年が経ちました。 ここまで継続できたのは参加してくれているメンバーの皆さんのおかげです! この場を借りて「いつも、ありがとうございます!!!」をこれまで参加してくれた全員にお伝えしたいです。
1年経ったので、どんなことをやってきたか簡単にふりかえりたいと思います。
N + 1 勉強会
N + 1 が発生する状況を意図的に作り、joins
, eager_load
, preload
, includes
を用いてどんな違いがあるかをみんなで確認していきました。
Rails で CRUD なアプリを作るモブプロ
Comic appと題して漫画のタイトルと出版社、著者を登録できるアプリをモブプロで作りました。
モブプロの初回時、私が rails new
するディレクトリを間違えてぷち公開事故な状況になったのですが、モブプロ参加メンバーが一緒に次のステップを考えて取り組んでくれたおかげで事なきを得たのが思い出深い&反省案件でした。
Exercism の Ruby の問題に取り組むモブプロ
Exercism という無料で取り組めるプログラミング学習サイトの Ruby の問題をモブプロ形式でみんなで解いていくことを定期的に行いました。
初めに書いたコードを他の書き方がないか調べながら修正したり、実装で詰まったときにみんなでどうコードを書くか話し合ったり、勉強にもなるしワイワイしながらコードを書ける楽しい時間でした。
Rails 1.0 のコードリーディング
Rails 1.0 のコードリーディングも背伸び回ではありましたが、取り組んで良かったことの一つです。
一人では途中で諦めてしまいそうなコードリーディングも参加者同士で会話したり調べながら読み進めることで読むと決めていた個所はやり切ることができました。
Hotrails のチュートリアル
Hotrails でチュートリアルに沿って Hotwire を学ぶモブプロに取り組みました。 Turbo への理解深めることができたのと、仕事にも取り入れられそうな Rails のテクニックがさりげなく紹介されていたりして勉強になる部分がたくさんありました。
コードの理解が曖昧でうまく説明できない部分があったり、モブプロを通じて会話しながら取り組むことで自分自身が何を分かってないのかを整理することもできたなと感じています。
座談会
モブプロとは別にテーマを決めて雑談する座談会も複数回開催しました。
カンファレンス前は発表内容の予習をしたり、別の回では読んだり気になっている技術書を共有したり、不定期で行っています。
RubyKaigi 2025 ランチミートアップ
RubyKaigi 2025 では初めてオフラインミートアップを開催しました。 普段はオンライン上で集まっているため、みんなで直接会える機会は貴重ですごく嬉しかった回です。
今後について
これからもみんなで手を動かして学びを共有したり、Ruby や Rails をもっと深掘りしたい人同士で交流できる場を作っていけるように引き続きモブプロと座談会を主軸にやっていきたいと考えています。
コミュニティを自分で主催していると今日はうまく進行できなかったな...質問に対して曖昧に答えてしまったな...という反省点はたくさん出てきて凹むこともあるのですが、それ以上に参加者同士で質問しあったり調べたり会話しながら Ruby や Rails についてわいわいと話せる勉強会の時間がとても好きです。
「勉強会」であることに参加のハードルを感じている方もいるかもしれませんが、テーマに沿って勉強することと同じくらい(それ以上かも)参加者同士の会話など交流を大切に取り組んでいます。 気になるテーマの回があれば、気軽に覗きにきていただけると嬉しいです。
2年めのしんめ.rbもよろしくお願いします!