Rails Girls ガイドの更新作業を頑張ったので振り返ります!

こちらはRails Girls Japan Advent Calendar 2023の22日目の記事です。

私は今年の4月からRails Girls ガイドの更新作業に取り組んでいます。

主な作業内容は英語表記のままになっていたガイドの翻訳でしたが、協力してくださった方のPRレビューやRakefileの修正など一括りにガイドの更新作業と言えど、たくさんのことに取り組むことができました。

翻訳やレビューなど多くの方が協力してくださったおかげで順調に更新作業が進んでいます。

9月に開催された大阪Ruby会議03でもガイドの更新作業についてLTをしたのですが、数ヶ月経過した現時点の進捗なども踏まえて取り組み全体を振り返りたいと思います!

speakerdeck.com

ガイドの更新に取り組もうと思ったきっかけ

一番初めのきっかけは今年の3月末にRubyコミッターの柴田さんがruby-jpのslack内で「Rails Girlsガイドの翻訳作業をやりたい人はいませんか?」と声かけされていたのを目撃したことでした。

ちょうど前職を辞めて有休消化に入るタイミングでまとまった時間が取れそうだったため、「やりたいです!」と手を挙げた形になります。

時間があると思っていながら実はフィヨルドブートキャンプの卒業課題である自作サービスの開発も進めていて、思い出してみると完全に勢いで手を挙げた形になります(笑)

とはいえガイドの更新作業と自作サービスの開発は使う頭のリソースが異なっていたせいか、うまく切り替えながら進められた気がします。

時系列の振り返り

自分視点の振り返りになりますが、具体的にどんなことをしたかを振り返っていきます。

【4月】 2名体制で英語表記のガイドを翻訳

Rails Girlsガイドはいくつかのセクションで構成されていて、英語表記のガイドを日本語に翻訳するにあたり「Rails Girls にようこそ!」のメインガイドから作業を開始しました。

作業はgohさんと2名で担当ページを分担して進めていきました。

作業開始直後、いまいち進め方やレビュー観点が分かっていない私の質問に対してgohさんが毎回丁寧に返答くださり、安心して取り組むことができたなと思います!

ある程度日本語化されたページが溜まってきたタイミングで柴田さんがマージとデプロイをしてくださり、このタイミングは実は自分の中で忘れられないとても嬉しかった瞬間だったりします。

この時点ではまだ翻訳されていないガイドが多数残っている状態でした。

一旦一区切りとして私はフィヨルドブートキャンプの卒業課題のリリースに集中し、RubyKaigi開催前日にリリースを終わらせて松本に向かいました。

【5月〜6月】 協力いただける方を募りみんなでガイドの翻訳に取り組む

松本で開催されたRubyKaigiでは柴田さんに直接お会いすることができ、ガイドの更新作業についてお礼をお伝えするとともに「もう少し協力できる人が増えるといいですね」という会話をしました。

この会話がきっかけでフィヨルドブートキャンプ内でガイドの翻訳に興味がある方を募り、作業手順を共有するために以下のブログを書きました。

maimux2x.hatenablog.com

チェリー本筆者の伊藤淳一さんを始め、たくさんの方がこのブログを拡散してくださり、自分が想定していた以上の方が翻訳作業に協力してくれました。

このおかげで私とgohさんの2名だけでは実現できなかったスピードでガイドの未翻訳ページの翻訳が進められました。 翻訳に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!

また、ブログを書いたのは私の自己判断で、その結果一気にたくさんのPRが上がってきた際にこれまで同様レビューに協力してくださったgohさんには改めて感謝をお伝えいたします。

レビューと本番反映がある程度ひと段落ついたタイミングで私の転職が決まり、ガイドの翻訳作業は一旦ストップしていました。

【9月〜10月】 大阪Ruby会議03とKaigi on Rails2023で気持ちを新たに

転職前後は緊張の日々が続いていて、今思い出してもだいぶ疲弊していてガイドの翻訳をすすめるどころではありませんでした。

転職から1ヶ月のタイミングで大阪で開催された大阪Ruby会議03でお世話になったgohさんとお会いできたこと、ガイドの更新作業についてLTしたことによって残りの未翻訳のガイドもきちんと日本語化したいという気持ちに(少し)火がつきました。

ただ、相変わらず疲弊していてすぐには行動に移せず、実際にまたやろう!と思えたのはKaigi on Rails2023初日にzzakさんの基調講演を聞いてからでした。

Kaigi on Railsが終わった後、ガイド更新に興味があると声をかけてくれた方と協力し、残りの未翻訳ページの翻訳を再開しました。

【11月〜】翻訳再開!Rakefileの修正もちょっとやった

残りのガイドを翻訳していく中で、railsgirls.jpのREADMEへの文言修正PRをいただき、たまたま私が確認をしました。 READMEにはRails Girls ガイドの各種ページを新規作成する際のコマンドが記載されていて、4月のガイド更新作業開始に伴いリポジトリディレクトリ構成が変更された点が反映されていなかったり、小さなバグがあることに偶然気がつき、そのあたりを自分で修正してみました(まだ少し直したい部分が残っている)。

また、翻訳の方も再度ご協力をいただいたおかげでほぼ完了間近の段階まで来ています!!

railsgirls.jp

現時点で、

  • Rails Girls にようこそ!
  • さらに詳しく学ぶには

関しては翻訳が完了しています! 「Rails Girlsにようこそ!」はアプリケーションを初めて構築してデプロイするまでの流れが分かりやすくまとめられています。 「さらに詳しく学ぶには」は少し情報が古い部分があったりしますが、RubyRailsの学習を継続する際のアイディアをもらえそうな内容です。

もし周りにRubyRailsを学び始めたいという方や学び始めたばかりの方がいたらぜひこのガイドを紹介していただけると嬉しいです。

自分はRailsを学び始めた頃、Rails Girlsの存在を知らなかったのですが、当時の自分を思い出すとこのガイドやRails Girlsにもっと早く出会いたかったなぁなんて思ったりしています。

まとめ

記憶を呼び出して4月からのRails Girlsガイドの更新作業についてを振り返ってみました。

自分視点の振り返りではありますが、たくさんの方が協力してくれたからこそ、ここまで進めることができました。 ありがとうございます!!

頑張ったり休んだりしながらも更新作業を続けてきて、2023年の出来事の中でもとても思い入れがある出来事の一つになりました。

引き続きマイペースに取り組んでいけたらと思います。

ファイルを検索して文字列を置換するスクリプトをRubyとシェルスクリプトで書いてみた

この記事はESMアドベントカレンダー2023の15日目の記事です。

今回はディレクトリ以下のファイルを検索して指定した文字列を別の文字列に置換するスクリプトRubyシェルスクリプトでそれぞれ書いてみた事についてまとめたいと思います。

きっかけ

私が所属するアジャイル事業部ではEMの@koicさんと定期的に1on1を行なっています。 入社まもない頃、特定の文言修正を置換機能を使わず一つずつ修正してしまった・・・という話をkoicさんとしたことがあり、その流れで文字列置換スクリプトを自分で書いてみると練習になっていいですよというアドバイスをいただきました。

Rubyスクリプト

まずはRubyで書いたスクリプトから振り返っていきます。

要件は

  • Git管理しているファイルを対象とする
  • 引数にパスの指定はしない(カレントディレクトリ配下のみを対象とする)
  • 置換前後の文字列を引数指定する

にしました。

私が当初作成したスクリプトは以下です。

github.com

require "git"

def current_dirctory
  Dir.getwd
end

def repository
  Git.open(current_dirctory)
end

def replace_text(target_texts)
  target_text_before = target_texts[0]
  target_text_after = target_texts[1]

  git_repository = repository

  git_repository.grep(target_text_before).each do |results|
    results[0].scan(/\b:[^;]+/).each do |result|
      target_file = result.split(':').last
      target_file_text = File.open(target_file, "r") { |f| f.read }

      target_file_text.gsub!(target_text_before, target_text_after)
      File.open(target_file, "w") { |f| f.write(target_file_text) }
    end
  end
end

target_texts = ARGV
replace_text(target_texts)

このコードを載せるのは少し恥ずかしいのですが、入社直後の自分がダメなりに一生懸命書いたコードになります(笑)

入社直後は割と毎日必死でなぜGit管理しているファイルを対象にしたのかは、はっきりと覚えていないのですがRubyにはruby-gitというGemがあり、それを利用してスクリプトを作成しました。

やっていることとしては

  • ターミナルで置換前と後の文字列を指定してファイルを実行する
  • ARGVの配列で文字列を受け取る
  • Gitクライアントとして既存リポジトリを開く
  • 置換前の文字列でリポジトリ内をgrepする
  • 検索結果のファイルが得られるため、置換処理に渡すためファイルパス以外の不要な部分を除いている
  • gsub!で文字列を置換して保存する

という流れです。

ありがたいことにkoicさんがこのスクリプトをレビューしてくださり、とても勉強になったためどのような修正を加えたかをまとめていきます。

require 'git'

def replace_text(pattern, replace)
  git = Git.open(Dir.getwd)
  matches = git.grep(pattern).flat_map { |match| match.first.scan(/\b:[^;]+/) }
  file_paths = matches.map { |str| str.split(':').last }.uniq

  file_paths.each do |file_path|
    replaced_text = File.read(file_path).gsub(pattern, replace)

    File.write(file_path, replaced_text)
  end
end

replace_text(*ARGV)
  • current_dirctoryrepositoryは結果を返しているだけなため、メソッド定義ではなくスクリプト内で実行する
  • repositoryメソッドの名前適切・・・?
  • ARGVを可変長引数で受け取ればメソッド定義側で引数の意図が明確になり、メソッド内での代入が不要になる
  • scan がブロック引数を取るため、each は冗長
  • each入れ子で実行している箇所はflat_mapで同じ結果が得られる
  • File.open(target_file, "r") { |f| f.read }File.read(target_file) と書ける(Copもある)
  • File.open(target_file, "w") { |f| f.write(target_file_text) }File.write(target_file, target_file_text)と書ける(Copもある)
  • 全体的な命名の見直し

koicさんが自分ならこう書きますという例も示してくださり、フィードバックいただいた内容を踏まえて修正した結果ほぼkoicさんの例と同じものになりましたが、レビューを通じてもっとコードに対して深く考えて書けるようになるためにRuby自体やその周辺知識の強化を頑張ろうと誓いました。

シェルスクリプト

もう一つはシェルスクリプト版です。 Ruby版の方に書いた通り、Rubyの置換スクリプトはGit管理を前提にしていて管理配下にないファイルは対象になりません。 スクリプト作成後、これが結構不便な事に気づいたためGit管理していないファイルも検索して置換できるものを書いてみる事にしました。 シェルスクリプトにしたのはここ2ヶ月ほどLinuxの勉強をだいぶ頑張ったため、書いてみたかったという単純な理由です。

要件は

  • 引数にパスの指定はしない(カレントディレクトリ配下のみを対象とする)
  • 置換前後の文字列を引数指定する
  • 引数の数が不正な場合はメッセージを出す

にしました。 ちなみに引数にパスを指定していないのは、試作中にパスの指定を間違えて置換してはいけないディレクトリのファイルを一斉置換して冷や汗をかいたためです・・・。

github.com

case "$#" in
  2) target_path=`pwd` ;;
  *) echo "引数が不正です。"
esac

rg -l "$1" "$target_path" | xargs sed -i '' -e "s/$1/$2/g"

やっていることは

  • 引数の数を条件判定
  • 引数が正しい数の場合は変数にカレントディレクトリのパスを格納
  • 引数の数が不正な場合はメッセージを出す
  • ripgrep (rg)で指定したパスに対して再帰的に文字列を検索する
  • 検索結果をパイプで渡してxargssedの置換を実行

です。 Ruby版はパスの成形でだいぶコードが複雑になってしまったのですが、シェルスクリプト版はシンプルに書けました。

まとめ

今回、koicさんとの1on1を通じて自分で文字列置換のスクリプトを作成してみました。 文字列置換はVSCodeなどのテキストエディタに機能として備わっているため自作スクリプトを使うことはあまりないかもしれません。 ですが、すでにある機能を自分で要件を決めて実装していくことはエンジニアになりたての自分にとってはとても良い勉強の機会になりました。 これからも自分の身近にある便利な機能をRubyで書くなら?、シェルスクリプトでできるかな?と考えて実際に書いてみることを続けていきたいと思います。

キャリアチェンジ後3ヶ月の定点観測

10月末でエンジニアにキャリアチェンジして3ヶ月経ったので、どんな感じだったか簡単に書き残しておきます。

3ヶ月かけてちょっとだけ前進したことは「時間のかけ方」

今までとにかくスピード、効率重視で仕事もプログラミングの勉強も取り組んできましたが時間をかけてもいいんだということを学んだ3ヶ月でした。 (スピード的な話については1年でFBCを卒業したり1ヶ月で自作サービスをリリースした辺りに如実に自分の性格が現れている)

プログラミングスクールで1年勉強したとはいえ、自分は仕事をしながら勉強に取り組んできたこともあって「分からないことを深く追求する」ということがそもそもできてませんでした。 (この部分については「深く」をどこまでと定義するかが明確じゃなかったからできなかったというのもある)

いざ働き始めて、手を付けられずにいた「分からない」と向き合うことになってそれらをどう扱えばいいか分からなくなっていたというのがこの3ヶ月でした。 分からないが分からないので言語化もできないという状況です。

この状況について「環境が変わった」ためというのを言葉では受け止めていたけど頭では分かってなくて、同じ場所でぐるぐる回ってる感じでした。

ちょっとだけ前進できたかもと感じたのはここ数週間の話で、先輩とペア作業をする中で仕事の進め方を見せてもらったのがきっかけでした。

入社直後からペア作業はやってましたが、最近自分の中に引っかかりがあったのは嬉しい出来事でした。

この「引っかかり」が「時間をかけていいんだ」という気づきでした。 ちゃんと書くと、時間をかける部分はどこかを考えて時間をかけるです。 分からないことをずっと自分で抱えて時間が過ぎていくのではなく、質問や確認するべき部分はある程度スピード感を持って取り組み、調べたり実践する部分には時間をかけるという感じです。 書いておきながら自分も100%出来ているわけではなく認識しているというのがファーストステップかなぁと思ってます。

まとめ

スピードや効率は大事だけど、時間をかけられるときに時間を惜しまないこと、もしこれから忙しくなって効率を意識しなければならなくなっても時間をかけるのはどの部分かを考えること。

ここをちゃんとやっていきたいなという定点観測でした。

Kaigi on Rails 2023に現地参加した

10月27日、28日で開催されたKaigi on Rails 2023に現地参加してきました。

細かくメモを取っていたわけではないため、自分が会場で感じたことそのままをザーッと記録に残しておく目的でこのブログを書いています。 追って発表スライドを読み込んだり、アーカイブ動画から復習したいと思っています。

印象に残った発表

休憩時間以外は基本的に発表を聞いていて、どの発表も学びがあって最近落ち込み傾向だった自分には良い刺激になりました。

その中でも特に印象的だったのが、zzakさんとbyrootさんの基調講演です。

技術的な部分というよりもOSSへの向き合い方、コミュニケーションについてなどに触れられていた部分が印象的でした。

自分の場合はRailsGirlsのドキュメントの更新作業をやったりしていますが、仕組みなど取り組み方やなぜやるのかなどは深く考えずとりあえず頑張ってやるみたいなスタンスでやってきたため、ドキュメントの更新とはいえ自分なりのOSSとの向き合い方を一度立ち止まって考えてみたくなりました。 (RailsGirlsのドキュメントについては後少しで未翻訳のページがなくなりそうなので、とりあえず頑張るスタンスで走り切りたかったりする) ドキュメントもその裏側についてプログラミングで仕組みを自動化したり、すでにある仕組みを見直すことで全体をより良くしていくことができるのかもしれないと思えたことが発見でした。

会社の先輩が業務外でOSSの活動に取り組む姿を身近に見ているせいもあって、私も自分がお世話になってきたRubyRailsに対してできることを自分なりに継続していきたいと思っているため、今回の基調講演はグッとくるものがありました。

オフライン参加して良かったこと

廊下の雑談ができたことが何よりもよかったです。

この10月で自分はエンジニアにキャリアチェンジしてちょうど3ヶ月経つタイミングだったのですが、働く環境が変わったこと(職種もさることながら人も文化もガラッと変わった)や自分の未熟さと向き合う日々で地味に落ち込んでいたため、自分より前にフィヨルドブートキャンプを卒業した先輩やお世話になったメンターさん、コミュニティで知り合った方々と最近こんな感じなんです・・・!みたいな話をざっくばらんにできたことでたくさん元気をもらえました。 発表を聞いて刺激をもらえたことに加えて、自分が悶々と考えて悩んでいたことを話せたことは気持ちに一区切りつけられて頑張る力をもらえました!

また、STORESさんのノンアルイベントにも参加して、これまでお話ししたことがなかった方と会話を楽しむことができたり、印象的だった発表についてや会社ブースで配ったノベルティについてその場で話して盛り上がれたのはオフラインならではの良さでした。

今後の目標

来年は絶対にプロポーザルを出すと決めています! 1年かけてじっくり仕事や技術と向き合いながら何かしらテーマを見つけて温めていけたらと思っています。

また、勢いの良さだけは自分の取り柄のはずが、最近人見知り傾向になりつつあって今回のKaigi on Railsでもう少しいろんな方とお話ししたかったな・・・という心残りが若干ありました。 この部分については、この先もカンファレンスやコミュニティのイベントに無理のない範囲で参加していきたいと思っているため、その中でご挨拶できたらな〜と思っています。

終わりに

2日間熱気溢れるカンファレンスをありがとうございました!

大阪Ruby会議03に参加してRailsGirlsのドキュメント翻訳についてLTした

9月9日に大阪心斎橋で開催された大阪Ruby会議03に参加してきました。

参加の動機

はるばる大阪まで行ってきたのはフィヨルドブートキャンプでとてもお世話になった伊藤淳一さんが基調講演をされるためでした。

伊藤さんには

  • 伊藤さんのツイートきっかけでフィヨルドブートキャンプを知った
  • ラクティスのレビューでいろいろなことを教えていただいた
  • ふーがさんのりんどく.rbでチェリー本の解説を伊藤さん直々にしていただいた
  • RailsGirlsのドキュメント翻訳の後押しをしていただいた

などなどお世話になったエピソードは数知れず。

この機会を逃したら直接ご挨拶するタイミングはないかもしれないと思い、大阪Ruby会議に参加することにしました。

フィヨルドブートキャンプの動画解説や輪読会でのモブプロなど、伊藤さんがコードを書いている場面は何度か拝見したことがありましたが、大阪Ruby会議当日の15分以内でHotwireでモーダルを実装するライブコーディングはオフラインならではの盛り上がりで現地参加してよかったなと思ったことの一つです。

伊藤さん、改めてお世話になりました&ありがとうございました!!

Rubyで笑おうな発表がたくさん

大阪Ruby会議のテーマは「Rubyで笑おう」でした。

まつもとゆきひろさんや勤務先の先輩のjunk0612さんによるテッキーな話題から、koicさんの10分でRuby1.8から3.3までのエピソードを振り返る熱いトークRubyのクリエイティブコーディング、Rubyをはじめとする複数の言語で同じWebサービスを実装して技術特性の違いについての発表だったり、どれも興味深いテーマばかりでした。

また、発表を聞いているとRubyって楽しいよな〜と思たり、思わず笑ってしまうエピソードが盛り込まれていたりで、「Rubyで笑おう」のテーマの通りとても充実した時間を過ごすことができました。

第二部でRailsGirlsのドキュメント翻訳についてLTした

speakerdeck.com

第一部の発表の後に、第二部としてLT会がありました。

私はそこでRailsGirlsのドキュメント翻訳の取り組みについて発表しました。

英語版本家のドキュメントの大幅更新に伴い、4月から6月ごろにかけてどんな流れで翻訳作業を進めたかを話しました。

最後、少し時間が足りず話しきれなかったのが心残りです・・・

一番最後に話したかったのは、今後もドキュメントのメンテナンスは継続的に必要になるため興味がある方は一緒にやりましょう!という内容でした。

私もゆるりと続けていきたいと思っています。

また、ドキュメント翻訳を初めの時期から一緒にやってくださったgohさんが声をかけてくださったり(カヌレ堂のカヌレ美味しかったです!)、大阪でRailsGirlsのイベントを主催された方が発表を聞いて声をかけてくださったり、ここでも大阪に現地参加してよかったな〜と実感しました。

フィヨブー生にもたくさん会えた

フィヨブー生もたくさん現地参加されていて、一緒に写真を撮ったり、お昼や夜ご飯を食べに行けて楽しかったです。

オフラインイベントに参加する際、ほぼ高確率でフィヨブー生が参加しているためぼっちにならず安心して自分も参加できています。

まとめ

大阪Ruby会議は朝の10時から夜20時ごろまで続き、とても長丁場でしたが参加して良かった!楽しかった!と思た1日でした。

また、じゃんけん大会で勝ち抜けてまつもとゆきひろさんのサイン入りネームカードをもらえたのもいい思い出です。

いい刺激をたくさんいただけたため、プログラミングの勉強や仕事をこれからも楽しみつつ頑張っていきたいと思います!

TokyuRuby会議14で自作サービスのリリース表裏というテーマでLTした

FBCを卒業後もブログは書きたいと思いつつ、なかなか書けず・・・7月末に参加したTokyuRuby会議14でLTした際のことを約1ヶ月遅れで書きます!

LTテーマは「自作サービスのリリース表裏」です。

スライドはこちら。

speakerdeck.com

このテーマにした理由はFBCを卒業して8月から新しい会社で働くちょうど狭間みたいなタイミングで、元PMとして仕事をしていた非エンジニアな感覚が抜けてない自分が作った自作サービスの制作過程を簡単に残しておきたいなと思ったためでした。

タイトルについて

タイトルに「表裏」とつけたのは、表は非エンジニアな感覚でこうすれば開発がうまくいくのでは?と考えてやってみたこと、裏は実際に自分がFBC受講生として自分で手を動かしてやらかしまくったことを表現するのにちょうど良さそうだったためです。

何をするにしてもやってみて分かることがたくさんあるということを自作サービスの開発に取り組む中ですごく強く感じました。

それは仕事においても普段表側で見えない部分で、Webサービスの開発をする際に違う立場同士でコミュニケーション齟齬だったりすれ違ってしまう部分なんだろうなとひよこながら思ったりしたため(Webサービスの仕事にかかわらず)、非エンジニアからエンジニアとして働く手前の狭間を経験したばかりのリアルな感覚としてタイトルに意味を込めてみました。

発表内容について

タイトルに従って、前半は「表」として実装着手前にどんな準備をしたかをメインに話しました。 後半はもちろん「裏」で自作サービスで自分がたくさん失敗したり悩んだりハマったりしたことを話しました。

(ことごとく開発に関わる地雷を踏みまくって後から振り返ると穴に入りたいやらかしをたくさんしましたw)

最後のまとめとして、「Webサービスの開発は難しくて奥が深くて、でもやりがいがある」と話したのですが、これが自作サービスをやり切った自分の感想全てです。

プログラミングが楽しいかみたいな話題がよくありますが、楽しい瞬間はもちろんあるけどそうじゃない時間もあって、「やりがいがある」が自分にはしっくりくる表現です。

TokyuRuby会議を振り返って

たくさんのRubyistの方々とオフラインで話すことができて、とにかく楽しかったです!

LTもプログラミングに関わるテーマから予想外の発表スタイルの方も多数いたりで聞いていてワクワクしました。

参加者の方同士で持ち寄った食事も美味しくて、そこから会話が広がったり、オフラインの良さを感じるイベントでした。

次回開催の際も是非参加したいと思います! ありがとうございました!

2023年上期振り返り

7月が半分過ぎて、6月の振り返りを書いていないことを思い出しました。

6月は就活をしていて、文字通り「就活していた」記憶しかなく・・・2023年も折り返したので上期の振り返りを雑に書きます!

就活

1月1日にスラムダンクの映画を見てきて勢いで抱負を書きました。

maimux2x.hatenablog.com

エンジニアとしてキャリアをスタートして新たな地点を目指していたいと書いたのですが、スタート地点に立つことができました・・・!

暑くてぐだぐだ過ごしていることに加えてちょっとバーンアウトしているため英気養い中です。

涼しくなったらちゃんとまとめたいなと思います。

自作サービスリリース

maimux2x.hatenablog.com

もう何度もブログに書いているため知ってるわ!という感じかもですが・・・上期のビッグイベントでした。

自分は元々サブスクのカートシステムの会社にいたため、割といろんなサブスクを試す傾向があって自分で作ったサービスでサブスクの管理をしています。

自分が欲しくて作ったので、完全自己満ですが作ってよかった!

スマホのUIが文字数によって崩れるため、直します・・・)

FBC卒業

昨年の4月にFBCに入って今年の5月に卒業しました。

FBCに入っていなかったら私は多分エンジニアにキャリアチェンジする選択はしていなかったと思うため、すごく大きな転機だったと思います。

ちなみにFBCを知ったきっかけはメンターの伊藤さんのツイートでした。

伊藤さんのブログや記事は技術面や日々の考えや仕事についてなどいろいろなことが書かれていて就活中含めたくさん支えていただき影響を受けたため、自分も可能な範囲で色々アウトプットしていきたいな〜と思います。

FBCで勉強した1年はとんでもなく忙しくて仕事しながらよくやったな・・・という感想が真っ先に出てくるのですが、仕事しながらでも勉強したい!作りたい!と思わせてくれる環境がFBCにはありました。

エンジニアに必要なスキルを体系的に学べるカリキュラムが整っていますが、取り組むペースや勉強会に出るか・質問をするか・ペアプロやモブプロをするかなどは自分自身の選択次第な部分があって、ある意味自分次第な環境が私にはすごくあっていたのかなと思います。

また、FBCの卒業生やメンターさんが勉強会に来てくださり、そこで分からないことをたくさん教えていただき自分は成長してきた実感があるため、私も時間が許す範囲で今後も輪読会・勉強会には参加していきたいと思っています。

1年間ほんと〜〜〜〜〜にありがとうございました!

コミュニティの繋がり

FBCから外に出てRubyコミュニティの勉強会やイベントにも色々参加しました。

STORESさんが主催されているRubyistめぐり、Kaigi on Rails主催の大倉さんが開催されたLT会、RubyKaigi・・・

参加するたびにRubyコミュニティの温かさを感じると共に先輩の活躍に刺激をいただいて、自分もそれを活力に半年頑張れたなと思います。

また、イベント参加がきっかけで前職の同僚に再会したり、久しぶりに連絡をとるきっかけができたりしたことも実は嬉しかったりしています。(ごはん食べに行こう!!)

7月以降はどうする?

一つ大きな目標を達成?したこともあって、7月は友達とごはんに行ってひたすら喋り続けたり、旅行に行ったり、断捨離して部屋の模様替えをしたり、思い出せないくらい久しぶりに作り置きをしたり、プログラミング外のことを楽しんでいます。

細かな粒で言うとSQLやTypeScript、Reactの勉強をしていますが、エンジニアとして〜みたいな部分はこれから考えつつ走っていこうと思います!